【株式銘柄分析】9月13日決算・エイチーム
自分なりに気になる9月13日銘柄の決算の分析をしていきたいと思います。今回の銘柄は、エイチーム。以前はスマホ向けアプリの中堅会社としてヒット作を出していた会社として注目していた会社になります。まずは決算の内容確認と以前の株価の流れと今後の株価について自分なりに予想していきたいと思います。
エイチームの気になった資料から先に見ていきます。
決算短信
どうしても去年比較でみると数字上はかなり悪く見えますね。ただこれに関して個人的には思った以上に頑張っている印象。理由としてはのちの画像にありますが、新規ゲームの費用計上のためですね。売り上げは前年と変わらないが、それ以外の費用も去年より多くなっているのかなとは思います。
約款変更から気になった点
※今後は店舗向けサービスなど新たなことに挑戦するための変更かな。資料見る限り、保険関連にも手を出しそうな気もするがちょっとわからないですね。
決算説明資料を見てみる
※ライフスタイルサポートがほんと育ちましたね。ソシャゲーのみに絞って経営していたら実際やばかったですね。ECは市場規模伸びていますが、クルーズみたいに新規参入が上手くいくことはなかなか難しいみたいですね。エンタメ部門は大手IPが参入した時点でしょうがないとは思います。
エンタメ部門
※以前から大手IPが参入すると絶対に負けると話が出ていましたが、その通りですね。IPではない大手のサイゲは大手広告の力で広告流しっぱなしで、親会社(資本力もあるからできることだが)の売り上げに計上するサイクルで回しているから数字上ではよくなっているし、今のソシャゲーはいかに広告をかけられるかがスタートダッシュの肝になっている。もちろん、ドラクエウォークみたいに大型IPなら広告そこまでかけなくても話題に一気になるためその限りではない。そのため、現時点では、新規アプリって既存のアプリが顧客を荒らしたせいかすぐに消されることが多く、以前と比べた際に格段にヒットが難しくなっています。
※市場伸びているように見えてこれは割と上限付近かと思います。開発コストは今や10~20億らしいという噂ですね。この原因としては開発の長期化、クオリティUP化が大きいでしょうか。
※これに関してはターゲットを国内スマホゲーに絞る事を厳しいとの判断でしょう。強いIPと以前から売り上げが高いゲームは客が離れることが厳しいから様々なプラットフォームにて市場を狙うということでしょう。ただ、これを資金力が大きい大手が真似したらお手上げ状態になります。
※スマホカジュアルって何だろうって?ってちょっと思いましたが、調べた限り1発逆転を狙えるようなアプリのジャンルではなさそう。期待は、2021年開発予定のアプリになるのかなとは思います。
ライフスタイルサポート部門
※正直よくここまで育てという一言。既存の強化見たいな感じしか書いてなかったので、新規サービスもそのうちするとは思いますが、現時点では特に書くこともなし。
その他
※会社がアゲアゲな時ほど配当をきちんと分配してくれる会社なので、来期配当は変わらないのでそこまで期待はしない方がよさそう。
※これから分かる事はエンタメ事業は今期もう広告にそこまで力を入れていない模様。グループ全体として、40億を上限を目途にかつ、今後は広告も力入れている時だけに増やす感じになると思います。また、新規ゲームが出た際に広告に力を入れるのではないかとは思います。
終わりに
決算の数字自体は悪くはないのですが、ゲームセクターを考えると悲しい感じでしょうか。期待するのは2021年に出るアプリになるので、それを考えると将来に期待が難しいため、株価的には下がるかなと思います。ただ、財政面等見ても安定している会社なのでぜひ頑張ってほしいところ。
※9月13日終値1077円
恐らくですが、出来高伴いつつ13日線から見事に弾かれて下に落ちるチャートになっています。上がると面白いですが、先を見据えるには材料がないので直近は厳しいかなと思います。ただ将来的には下がったところで是非買いたい会社ですね。
参考になったら幸いです。
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